前回の定時制高校卒の進路/就職に関してはこちら⇒【進路】定時制高校へ入学検討中or在学中の者へ① 就職編
今回は、底辺定時制高校入学に関して書いていく。
定時制高校に入学した初日。
新しい学園生活の始まりにワクワクしていたが、
学校への集合時間が遅く、既に日が暮れていた。
そのため、「これから3年間こんな感じか」と思うと少し気が滅入った。
同時入学250名が講堂に集められた。
制服と言う概念がないため全員私服だった。
私はロンTで行ったが、既に気合の入ってるヤツは
・サングラス
・髭
・プージャ(プーマのジャージ)
・アディジャ(アディダスのジャージ)
・とび職スタイル(ニッカポッカ)
・作業着
・短ランボンタン(私の時代ですら時代錯誤)
が半数以上を占めていた。
見た目と言う非常にわかりやすいフィルターで、関わらない方が良いヤツが浮き彫りになった。
たまたま隣の席のやつがまともだったため、
「俺ら、場違いじゃねw」みたいな会話をしたのを覚えている。
定時制高校と言うと、4年卒業と言うイメージがあるかと思う。
が、私の高校は3年卒業可能だった。
当然、私も3年卒業を希望する一人。
まず初めに、学年主任が挨拶を早々に済ませ、
4年卒業するなら夕方~夜21時までを週5で通えば問題ないが、
3年卒業となると14時~21時までを週5で通わなければならない。
という説明をされた。
そして、
「3年卒業希望の者は立て」
と言う号令とともに、250名中約240名が一挙に立ち上がった。
正直、意外だった。
その後、進学希望者も私含めてゴロゴロいることを知った。
私は・・・少し状況を楽しんでいた。
おまえ昨日、ごくせん見てきたの?www
なに影響されちゃってんのwww
ねぇ、おまえ進学希望とか昨日ドラゴン桜観たんですか?www
みたいな奴しかいなかったからだ。
この瞬間の私は、卒業までの自分史上一番まともであったと思う。
人間とは、すぐ環境に慣れてしまう生き物だからだ。
この荒くれ者しかいない学園生活を無事過ごしていけるのか。
次は、序盤編を書いていこうと思う。
【続】
【進路】定時制高校へ入学検討中or在学中の者へ② 入学

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