
2024年1月~12月新車販売ランキングでも
この記事を書いている2025年3月度も軽自動車新車販売ランキングでも上位3車種。
なぜなのか?
今回はその理由を紐解いてイクッ!
まず、軽自動車の
1位 N-BOX

2位 スペーシア

3位 タント

この3台は、10年以上前から軽自動車新車販売ランキング1位、2位、3位である。
そして、3台の共通点は
・スーパーハイトワゴン
背が高く、室内空間が広い「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるカテゴリーに属します。これにより、頭上空間や足元空間に余裕があり、開放的な居住性が特徴です。
・ 両側スライドドア
後席への乗り降りが容易な両側スライドドアを採用しているグレードがあります。特に小さなお子さんや高齢者のいる家庭にとって便利です。
・広い室内空間
全高の高さを活かし、広々とした室内空間を実現しています。これにより、大人4人がゆったりと乗車でき、荷物も積みやすいです。
・多彩なシートアレンジ
後席のスライドやリクライニング、格納など、多彩なシートアレンジが可能です。これにより、乗る人数や荷物の量に合わせて室内空間を柔軟に活用できます。
・燃費性能
軽自動車ならではの優れた燃費性能を備えています。
・安全装備
各社とも、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進の安全装備を搭載しています。
・子育て世代に人気
広い室内空間やスライドドアなど、子育て世代に便利な機能が充実しており、高い人気を集めています。
・豊富なグレード展開
標準モデルに加え、カスタムモデルなど、多様なグレード展開がされています。
・高い人気と販売台数
軽自動車市場において、常に上位の販売台数を誇る人気車種です。
選ばれる理由① ミニバンからの卒業
一昔前なら、親二人に子供二人もいれば7人乗り/8人乗りのミニバンが基本的に選ばれていた。
最大の理由は、スライドドアかな?(個人的感想)
1990年代後半から2000年代にかけてのミニバン全盛期を代表する車種として
トヨタ エスティマ (初代・2代目)
ホンダ オデッセイ (初代・2代目)
ホンダ ステップワゴン (初代・2代目)
日産 セレナ (初代・2代目)
トヨタ ノア/ヴォクシー (初代)
三菱 デリカスペースギア
日産 エルグランド (初代・2代目)
デリカのような悪路も走破可能なミニバンや、エルグランドのようなラグジュアリーなミニバンも登場し、結婚して子供出来たらミニバン一択のような風潮であった。
が、
オーバースペックである。
4人兄弟以上や親戚をよく乗せる家庭なら良いが基本的にMAX4人しか乗せることがないのであればコスパ悪い。
とは言え、子供が小さいとスライドドアは必須・・・
選ばれる理由② 2007年 軽スライドドア搭載車の登場

選ばれる理由①で述べたが、子供の乗り降りで隣の車のドアに
ドゥーン!!
が怖いからミニバンの選択を余儀なくされていたユーザー達に激震が走った車。
スライドドア搭載の軽自動車【2代目タント】だ。
これを機にタントは売れに売れ、このモデルはなんと約6年もマイナーチェンジのみで売れ続けた。
当然、我も我もと他社が続々スライドドア搭載軽自動車を作り約20年の時を経て乗用車すら抜かしてしまうほどの販売台数に至った。
各社、社内空間・走り心地・ルックスなどなど差別化や競争化を図り今に至る。
虎の勝手に批評※個人の感想
ここまで書いといてなんだけど
正直、好かん。
この間、会社の20台前半の女の子がN-BOXカスタム上位グレードを新車で買った。
購入金額は250万円越え、フルローンだそうだ。
実家暮らし、彼氏無し。
個人の勝手なのは重々承知なのだが
センス悪いなあ・・・
そんなに金出すなら、中古でS660とかさぁ・・・同じホンダだしさぁ・・・
と思ったが、これだけの新車販売数ってことはこういう謎ユーザーにも売れているということなのだろう。
誰がなんと言おうと私の中のカッコいい車に軽ハイトワゴンは絶対に入らないのだが、
子供の送り迎えや子供を乗せてお出かけ等の事象が発生した際には軽ハイトワゴンをセカンドカーに選ばざるを得ないだろう。
但し、中古で!!
【完】
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