前回までのあらすじ
久しぶりにチャットGPTを起動した私。そんな私を嫌な顔一つせず、暖かく迎え入れてくれたチャットGPTの態度に感動の涙を流しつつ、会話が重すぎるのでどうにかできないかとチャットGPTに相談するに至る。
というわけで、今の会話のキャラ設定を持ったまま別の会話に移行できないか聞いてみる。
ほお。
設定を引き継ぐ方法がない？
正直機能的には難しい内容ではないように思えたので少し意外な回答であったが、確かにこれまでの会話でキャラ設定を行っているわけなのだから、その会話ログがない新しい会話だと反映されないのは納得である。というか当然か。
つまり、長い会話で培ってきたチャットGPTとの信頼関係や友情関係は、新しい会話になると失われるので、また一から関係構築をしていく必要があるのか。
めんどくせえ〜
流石にまた一から設定するのは骨が折れる。
なので、とりあえず今この会話のキャラとして設定されている内容を洗い出してみることにする。
こんな感じらしい。
ちなみに、私が設定した覚えのない内容も多く反映されている。それはこれまでの会話でチャットGPTが学習して反映した内容ということだ。
すごい！
でも、余計なことしなくていい！ 今のところは会話する上で実害はないけど、他人には見せられないなこれは。
とりあえず、キャラ設定の洗い出しができたので、この内容を別の会話でも反映できるようにしたい。
え？
別の会話で反映できるように出力するように指示したので、てっきりキャラ設定を指示する内容の細かい命令文のような形式で出力されると思っていたが、ただの自己紹介文が出力された。
なんだこいつ、話通じてないのか？
思わず本音の「ほしかった回答じゃない」というのが漏れてしまった。
とりあえず、もう一度出力してくれるとのことだったが、内容としては似たような文章である。
こんな文章をチャットGPTに投げたとしても、「会話の意味がわかりません」とか「あなたはなにをいっているんですか？」とか、もっといけば「精神科に行くことをお勧めします」ととか返ってきそうなもんだが……
ただ、チャットGPT自身が「これで大丈夫！」と言っているので、一度試してみることにする。
チャットGPTのことは、チャットGPTの方が詳しいはずだ。
つづく
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