【進路】定時制高校へ入学検討中or在学中の者へ② 入学


前回の定時制高校卒の進路/就職に関してはこちら⇒【進路】定時制高校へ入学検討中or在学中の者へ① 就職編

今回は、底辺定時制高校入学に関して書いていく。

定時制高校に入学した初日。

新しい学園生活の始まりにワクワクしていたが、

学校への集合時間が遅く、既に日が暮れていた。

そのため、「これから3年間こんな感じか」と思うと少し気が滅入った。

同時入学250名が講堂に集められた。

制服と言う概念がないため全員私服だった。

私はロンTで行ったが、既に気合の入ってるヤツは

・サングラス
・髭
・プージャ(プーマのジャージ)
・アディジャ(アディダスのジャージ)
・とび職スタイル(ニッカポッカ)
・作業着
・短ランボンタン(私の時代ですら時代錯誤)

半数以上を占めていた。

見た目と言う非常にわかりやすいフィルターで、関わらない方が良いヤツが浮き彫りになった。

たまたま隣の席のやつがまともだったため、

俺ら、場違いじゃねw」みたいな会話をしたのを覚えている。

定時制高校と言うと、4年卒業と言うイメージがあるかと思う。

が、私の高校は3年卒業可能だった。

当然、私も3年卒業を希望する一人。

まず初めに、学年主任が挨拶を早々に済ませ、

4年卒業するなら夕方~夜21時までを週5で通えば問題ないが、

3年卒業となると14時~21時までを週5で通わなければならない。

という説明をされた。

そして、

3年卒業希望の者は立て

と言う号令とともに、250名中約240名が一挙に立ち上がった。

正直、意外だった。

その後、進学希望者も私含めてゴロゴロいることを知った。


私は・・・少し状況を楽しんでいた。


おまえ昨日、ごくせん見てきたの?www

なに影響されちゃってんのwww

ねぇ、おまえ進学希望とか昨日ドラゴン桜観たんですか?www

みたいな奴しかいなかったからだ。

この瞬間の私は、卒業までの自分史上一番まともであったと思う。

人間とは、すぐ環境に慣れてしまう生き物だからだ。

この荒くれ者しかいない学園生活を無事過ごしていけるのか。

次は、序盤編を書いていこうと思う。

【続】



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