前回までは⇒【術後:0日目(後編)】
読者には言っていなかったが、この件に関して嫁は何も知らない。
手術前に言わなかった理由は、大したコンプレックスでもないのに、体にメスを入れることへ
反対しないはずがないからだ。
今、バレたとしても元に戻せないし、自腹でやったことだから特に問題ないが
どうせなら、手術したことを墓場まで持って行ってみせる。というミッションも並行して進めている。
朝、息子がいつも通り私のお腹に乗っかって起こしてきた。
ゾッとした。
いつも寝ている私の上に勢いよく飛び乗ってくるが、ちょこちょこ子虎に飛び乗ってくることもあり
流石に今の状態でされると大変なことになってしまう。
だが、嫁に言ってないが故に対策はできない。
どうにかできないのか・・・
とりあえず、平然を装いながら起きた。
いつも起きたら、子虎が仁王立ちするわけだが
今日は、仁王立ちしなかった。
痛みに関しては、触れば縫合部が鈍痛。
触らなければ特に痛みもなかった。
トイレは、家では座ってするタイプのためいつも通り座ってした。
縫合部からの出血が多かったのか、血濡れの包帯になっていた。
包帯の血は、乾燥していたため出血が続いているということはなさそうだ。
子虎を上向きに保たなければいけないため、重力で落ちてきたら上向きにするのだが
流石に30オーバーの社会人が一日中チンポジを気にすることはできない。
仕方ない、あれをやるしかない。
部屋に隠していたTバックをおもむろに取り出した。

名誉のために言っておくが、そういう趣味はない。
いや、本当にない。
チン神に誓って、ない。
男用の黒無地のTバックをたまたま持っていたのだ。
君が持っているように、私も持っている。ただそれだけだ。
出勤した。
Tバックは優秀だ。
このために作られていると言っても良い。
私が部下に指導しているとき、イチモツに包帯を巻きTバックを履いている私。
正しいことを言っているのに、なんか後ろめたい。
そんな一日だった。
家に帰り、家族も寝静まった。
シャワーが浴びたかった。
小物おじ「三日間は、包帯を取ってはいけません。」
と言ってたが、
これまで小物おっさんが私に良い情報を一つでもくれたか?
私は、風呂場で血まみれの包帯を取っていた。
縫合部の2か所から血がポタポタ・・・
血が垂れてきているが、引き返すことはできない。
シャワーを浴びた。

子虎にシャワーが当たる度に痛いため、終始腰を引く感じで全身を洗った。
最後に子虎を洗う。
手に泡を付け丁寧に。
ちょっとしみる感じはあるが、まあ耐えれる程度だった。
お風呂上りは病院で支給された滅菌ガーゼで傷口を拭いた。
亀頭に変色はなかったが、それなりに腫れていた。
縫合部からは、血が滲んでいる。
「本当に手術したんだ~」
と改めて思った。
包帯は、竿の皮を最大限根元まで引っ張った状態で圧をかけて巻く必要がある。
結構引っ張って、結構圧かけて巻いた。
フライングでシャワーを浴びたが後悔はない。
明日は血が止まってればいいなあ・・・
続く・・・

